人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岡山市中区のピアノ教師   ばっはさんの     日常の徒然     ♪生徒募集中♪


by bach-san
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

伴奏という言葉

演奏会のプログラムにはソリストは楽器名,声楽などはパート名が書かれるのに、
ピアニストは伴奏と書かれる。ソロの時はピアノ。
今日の演奏会でも司会者は,ソリスト紹介の後 伴奏○○
どうしてピアノ○○って言わないのだろう。
私は他の楽器と合わせる時はアンサンブルだと思っている。
伴奏という響きが好きじゃない。
ソロをやりたい人がいたら伴奏は誰でも出来るからと主催者のドンは言ったけど、
その感覚が私にはわからない。合わせもの特有の面白みってあるでしょ。
ピアノが上手くても合わせものの苦手な人もいるし。。。
今日の演奏を聴く限り,合わせ練習の少なさを露呈してたと思う。
あうんの呼吸とまではいかなくても、同じ音楽を共有するのだから最低限の会わせは必要かと感じた。合わせてみて初めて出来る事もたくさんある。
知らない人との合わせは頭の中だけでは出来ない。それぞれ個性があるのだから。
自己流の合わせかなと感じた演奏もあった。つまりバランスがとっても悪い。
伴奏者ってソリストの奴隷じゃないのよ。伴奏者も主張があっていい。時には引っ張る事があってもいい。でもバランスが大切。

日本では伴奏者の地位が低いと嘆いていたピアニストがいらっしゃったが、
何だかわかるような気がしたなあ。
by bach-san | 2006-08-27 21:31 | 音楽全般