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岡山市中区のピアノ教師   ばっはさんの     日常の徒然     ♪生徒募集中♪


by bach-san
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ピアノとスポーツ

オリンピックを見ながら私が感じていた事と同じような事を先生が言われてました。
ピアノとスポーツには共通点が多い。
オリンピックの選手の裏側の取材がいろいろ放映されました。

メンタルの事、身体を作る事。
とくに身体の筋肉の鍛え方。。

ピアノを弾くからだというものにも最近少しだけ注目されるようになりました。
ピアノも体力勝負です。筋肉をほぐす、身体を緩める、言い方は色々ですが、
自分の身体の仕組み、特徴を知っておかないと出来ない事がたくさんあります。

私が子供のころはピアノを弾く時には卵の手にしましょうとみんな言われました。
今でも、その形がいいとされています。否定するつもりはありません。
けれど、手の形はみんな違います。指の長さの割合も違います。太さも、柔軟さも、、、
同じ手はないんですね。子供の場合、成長する過程でドンドン変わっていきます。

骨の形成を学んだとき、それまでの指導の間違いに気がついた部分が多くありました。
外見は大人と同じ形でも、子供の骨はまだ成長過程で出来上がっていない部分と、出来ている部分がある事。そんな一見当たり前のような事も知りました。

脱力奏法ということをピアノではよく言われます。
でも、本当に脱力してしまったらふにゃふにゃでピアノなんて弾けないんですよね。
言葉にすると難しい。つまり、余分な力を抜く事。
最近の私のレッスンでは、力を抜きなさいという事をほとんど言わなくなりました。
抜く事は難しいんです。
なんて言うか、具体的な場所を示して、ココに意識して力を入れる。。。
結果的に、今まで楽に〜〜抜いて〜〜と言っても出来なかったところの力が不思議なくらい上手く抜けるようになったんです。
力を入れたかどうかの確認はし易いので、私が手を添えるとそこに力を入れられる。。

生徒とのスキンシップも図れて一石二鳥です。
鍛え方のポイントは、スポーツと同じ。的確なアドバイスがないと出来ない部分も多いですけど、
方法論の共通点は多い。
オリンピックを見た生徒たちはたくさんいるので、今がアドバイスの良い時期です。
忘れないうちに、いろいろなコツをつかんで欲しいな。

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by bach-san | 2010-03-03 18:11 | ピアノ